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2019年12月 6日 (金)

行政との連携 その1


今日は、行政(八王子市環境保全課)との連携事業についてご紹介します。


先日12月1日、地権者、市職員、3大学の学生さんたちとともに民有地の林床整備作業を行いました。
場所は多摩ニュータウンの一角にある『大石やかた斜面緑地保全区域』です。
八王子市の斜面緑地保全制度は、民有地で耕作などに使われていない傾斜地のみどりを緑地指定することで
宅地開発などを規制するとともに、行政からの資金援助等を通じて地権者による管理をサポートするものです。
現在、条例に基づき市内45ヶ所のみどりが斜面緑地保全区域に指定されています。
この制度が抱える課題として、地権者の高齢化や後継者不足によって緑地(特に雑木林や竹林)の維持管理が困難になってきている現状があります。
今回の対象地も地権者の方が80代とご高齢でありながら、お一人で毎日せっせと維持管理作業を続けているという状況でした。
そこで今年から八王子市が地域の学生ボランティアを募り、地権者から希望のあった斜面緑地でのお助けボランティアを始めることになったのです。

前置きが長くなりましたが、地域の歴史や雑木林に関すること、そして作業方法といった内容を現場で手ほどきするというのが私の役割でした。
元気いっぱいの学生さんたちは、カマや刈込鋏などをうまく使って下草や低木を次々に刈り取ってくれました。
お昼の休憩時には縁側にシートを広げ、地域の方が昔の写真を紹介して下さったり、落ち葉でステンドグラスを作って楽しんだりしました。
物理的な“お助け”ももちろん大事ですが、大学生と地域の方、そして行政とが親睦を深めることにこそ、今回のような企画の意義があるのかもしれません。
こうした協働が今後さらに盛んになれば、地域のみどりを守る輪が少しずつ広がっていくのではないでしょうか。
私たちNPOとしても、これまで地域とともに培ってきた都市公園での活動ノウハウが、“民有地のみどりの保全”にも生かされる日が来たことを嬉しく思います。

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