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2008年1月

2008年1月23日 (水)

ふぁいぶるクラブ運営協議会設立記念講演会

Dsc00921  NPOフュージョン長池 広報担当 山本紀子です。2008年1月19日()上尾市の埼玉県スポーツ研修センターで行われた富永さんの講演会に参加をしてきました。

新宿から埼京線・高崎線と同じ路線の湘南新宿ライン快速に乗ると約40分で上尾駅に到着します。駅前には、イトーヨーカドーや地方のホテルなどがありました。会場のスポーツ研修センターは駅から2.5キロメートルもあり、徒歩はあきらめて歩道橋の下から発着している「けんちゃんバス」に乗りました。

きれいな緑色のやや小ぶりのコミュニティバスですが、時刻表をみるとなんと2時間に1本くらいしかないのです。タイミングよくバス停に止まった「けんちゃんバス」にとりあえず乗り込みました。一律150円です。旧中山道を通るので道幅も狭く、渋滞しています。古くからある町の家並が続きます。左折して国道へでてからまもなく愛宕の交差点を通過、そこには40年前に国体の会場になった陸上競技場がありました。

「水上公園入り口」で下車。目の前にローソンがある以外は、水上公園らしき公園はなく、スポーツ研修センターはそこから徒歩5分。途中、プレハブ小屋の学童保育所があり、可愛い傘が並んでいました。

県立の研修センターは、建物はかなり年代ものでしたが、体育館などを備えた立派な施設です。13時の講演開始まで時間があったので、食堂にて一休み。お昼時でスウェット姿の体育会系(場所柄当然です)の中年の方たちが食事をしていました。これまでの富永さんの講演会と今回はやはり雰囲気の違う場だなという印象。しばらくして、富永さんも到着。私も受付をすませ、会場へ。

埼玉県内のスポーツ振興を担う組織「ふぁいぶる運営協議会」の「設立記念講演会」で、定員が150名。かなり広い会場でしたが参加者は定員の三分の一くらいでした。皆さん、埼玉県民でスポーツ振興にいろいろな形で関わっていらっしゃる方、またこれから活動を始めようとしていらっしゃる方たちなのです。

が、人数が少ないこともあり最初はなんとなく乗り気のしない様子でした。前段で運営協議会を運営していくにあたり、人・物・金・情報をどのように活用していけるかが課題だというお話があり、それを受ける形で富永さんの講演は結論の部分を前倒しにして始まりました。インパクトのある結論に引き込まれて、会場の雰囲気が一変しました。

地域経営の4+2資源は人・物・金・情報+協働・事務局の話を、スタジオジブリの宮崎駿監督と鈴木プロデューサーの関係を用いて分かりやすく語ったことで、参加者の皆さんの理解が急激に深まった様子でした。

忍耐力の上に夢を描ける強力な事務局を生み出すことこそ要であり、組織ではなく、一人称で事務局を受ける覚悟ができる人材をなんとしても発掘し、応援することが「ふぁいぶる運営協議会」のこれからには一番重要であるという富永さんの熱い想いは、直球で参加者の皆さんの心に響き、会場は熱気を感じるまでになりました。

実践に裏付けられたフュージョンの事務局活動の核心部分は「ふぁいぶる運営協議会」を担う志を持って集まった皆さんそれぞれに具体的なイメージを持っていただくことができたようでした。そして主催者側の方から「パッションと見事な脱サラ」との表現で謝辞がありました!

「ぽんぽこの底力」の本は、10冊がたちまち完売。富永さんは年配の女性の方から是非にとサインを依頼されました!!

2008年1月20日 (日)

千葉ニュータウン白井市民大学校公開講座

Dsc00918 NPOフュージョン長池 広報担当 山本紀子です。2008112日(土)に千葉ニュータウン白井市民大学校公開講座での富永さんの講演に参加をしてきました。

京王新線で新宿を経由し、馬喰横山で乗り換え、地下通路を通って東日本橋から都営浅草線で京成高砂を経由しそのまま北総鉄道北総線になり、白井駅まで。堀之内から約2時間の小旅行でした。

北総線になった頃から、窓外の景色が一変し、白井駅に近づくにつれて、みぞれ混じりの雨が暗い空から降る中、多摩ニュータウンの初期を思わせるような郊外の風景が広がっていました。

白井駅には後どのくらいで着くのかなと心配になった頃、可愛い制服姿の小学生たちが20人くらい乗車してきました。ようやく白井駅に降り立つと冷気が足元からのぼってきます。

駅前はまだ開発途上で、真新しい大型マンションがいくつか建っていました。会場の文化センターは駅から徒歩10分。駅のそばにあったのは、ケンタッキーとバーミヤンとミスタードーナッツ。駅の反対側には、スーパーや郵便局、医療センター、バスターミナルもありました。

雨と向かい風が強くなる中、文化センターまで歩きました。名産の梨の果樹園がまだあちこちに残っており、その合間にマンションや、新築の戸建て住宅が建っていました。トヨタホームやミサワホームの看板もでていました。文化センターは新しい立派な建物です。向かいの保健福祉センターでは、スポーツジムで汗を流す市民の様子がガラス越しに見えます。

5万6千人くらいの新しい市である白井市が開校した市民大学校の健康生活学部やシニア学部、まちづくり学部などの学部生(といっても年齢は熟年です。)がそれぞれ30名ずつくらい、約100名の方が会場に集まっていました。退職をされてから何か地域で活動をしよう、またすでにしていらっしゃるという方たちです。聴講生の席がありましたので、私はそこで参加をさせていただきました。市民大学校の参加者の皆さんは、これまでにかなりの数の講座をこなしてきておられる様子で、学部生同士のコミュニケーションや市の担当者とのコミュニケーションはとても良い印象を受けました。

NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター代表理事の永沢 映氏の基調講演「元気なまちを創るコミュニティビジネス」では、とても分かりやすい事例のお話がありました。

沖縄の離島で、空家になった古民家を改修し、観光向けの宿泊施設にしたら予約が倍増した事例や、住民の高齢化が課題の高洲・高浜団地でお困り事の一番は、部屋のリフォームという意見が多かったことから、同じ団地の住民が仲立ちとなって専門家と繋ぐ活動をし、そこから様々な住環境の向上活動が生まれた事例など。

興味深かったのは、お墓参りに連れて行って欲しいという要望が多かったとのことです。先祖のお墓はそれぞれ全国多様な地域にあり、通常の旅行パックでは無理があり、コスト的に実現は難しいそうです。

地域にある資源を探して生活のためだけでなく喜びを感じながら働くこと、活動に直接携わる人、活動をプロデュースする人、活動を様々な立場でサポートする人などが必要であること、そして、女性の暮らし感覚と男性のビジネス感覚が融合するといい活動になることなど、とても分かりやすいお話でした。

その後のシンポジウムでの事例発表は、入居から25年を経た柏市の戸建て分譲住宅地の自治会からコミュニティルームを立ち上げた谷川真理さんの発表と、富永さんの発表でした。

谷川さんがお住まいの柏ビレジでは、65歳以上の高齢化率が13%になり、また東急のスーパーが撤退したり、商店街も衰退したりで、住民の交流の場がなくなってしまったそうです。自治会長の経験のある谷川さんが、なんとか住民の交流の場を作ろうと、商店街の空き店舗を借りるために東急不動産と折衝したり、部屋のリフォームの資金を調達するために行政と折衝したりと、多くの人の応援で悪戦苦闘の末に夢を実現するまでのお話を懸命に語ってくださいました。今は住民の方たちがボランティアでコミュニティルームを運営されているそうです。

フュージョンの幅広い活動事例発表は、富永さんのこれまでの事務局活動の中で、地域のコーディネーターとしてのコツの部分を要に構成した内容でした。講演当日の参加者の雰囲気を会場で読み取り、その場で話の構成を瞬時に組み立てるのは、富永さんのすごいところです!!皆さん、身をのりだして熱心に聞き入っていらっしゃいました。志をしっかり持って集まっていらっしゃる方たちなので、後の質疑応答にも、具体的な質問がでていました。

今一番関心が高いのは、活動を継続していく中で、人を纏めコーディネートしていくコツの部分のようです。

公開講座終了後、「ぽんぽこの底力」の本を販売。本を購入してくださった方から、フュージョンがここまでくるのは、大変だったことでしょうとのお言葉をいただきました。

最後に市の松岡さんと小林さんが、紅茶と名産の梨のワインがたっぷりとはいったチョコレートケーキを出してくださったので、私もご馳走になりました!

2008年1月10日 (木)

「東京都知事賞」を受賞しました。

富士植木が、日比谷公園で行われた 「日比谷公園ガーデニングショウ2007」において「ベランダガーデニング部門」で「東京都知事賞」を受賞しました。

 

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パンフレットはこちらからご覧いただけます。

 

 

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