教育機関との連携

2022年2月 4日 (金)

「働く人のお話を聞く会」

中学校の「働く人のお話を聞く会」でお話しさせていただきました^ ^NPOって何?NPOで働くってどういうこと?こんな働き方もあるんだよということが少しでも伝わったらいいな〜!と思います^ ^

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2021年12月10日 (金)

東京経済大学現代法学部来訪

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東京経済大学現代法学部1年生のみなさん15名が長池公園に来園され視察。
指定管理者制度・市民協働についての講話と、園内を案内させて頂きました。
地方自治法の改正から指定管理者制度の成り立ち、八王子市での指定管理者制度導入内容など、社会の中でどのように法や制度が機能しているのか何が必要なのかをお話させて頂き、現場を回りながら様々な自然環境などに関する取り組みをガイド。
熱心にメモを取っている学生さんも結構いて、これからの未来を担う若い皆さんに希望を抱かずにはいられませんでした。
これからも応援したいと思います。

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2020年1月24日 (金)

米袋デザイン展 今年の1枚が決定!

八王子市立秋葉台小学校の授業対応で、長池里山クラブでは春から秋まで小学生と田んぼに入り、お米を作っています。
せっかく作ったのに味気ない袋に詰めて渡すのもつまらないので、毎年児童には米袋のデザインをリクエスト。
全員に描いてもらって、みんなで投票して今年の1枚が決定!
今日はそのデザイン画の袋に、収穫したお米を入れて学校にお届けしました(^-^)
お米一粒一粒を描く児童、作業で使用した道具を描く児童も少なくないことから、田んぼで稲を育てる過程で感じたり発見したこともたくさんあったのだと感じました。
長池公園で全作品を3月まで展示いたします。
お近くにお越しの際にはご覧ください。

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2019年11月26日 (火)

せいがの森保育園と東京テクニカルカレッジ

せいがの森子ども園4歳児クラス(21名)の散策を、東京テクニカルカレッジの実習学生14名で行いました。ながいけの道を往復して、色々なものを見たり触ったり嗅いだりしましたが、何よりも、学生たちが生き生きと子どもたちとの時間を楽しんでくれたことが最高の成果でした。こうした世代間交流こそ、里山を豊かに活用する取り組みといえるのではないでしょうか。

野鳥観察授業

秋葉台小学校4年の総合学習「野鳥観察」第2回を長池公園で実施しました。今年度は3クラスで生徒が90人超えなので、双眼鏡の使い方レクチャーを行ったあと、1時間半程度、園内で観察を行いました。最高のお天気と野鳥の数の多さに助けられました。

最終的には、全員がじっくり、生きた野鳥の姿と向き合うことができたのではないかと思います。最後に2グループ合わせた確認種一覧を載せて、報告と致します。


1.カルガモ
2.コガモ(長池に雌2個体)
3.カイツブリ(築池に1個体)
4.キジバト
5.カワセミ(築池に2個体)
6.コゲラ
7.アオゲラ(ながいけの道に雌1個体)
8.モズ(築池に雌1個体)
9.ハシブトガラス
10.ヤマガラ
11.シジュウカラ
12.ヒヨドリ
13.ウグイス(声のみ)
14.エナガ
15.メジロ
16.シロハラ(声のみ)
17.ジョウビタキ(体験ゾーンに雌1個体)
18.スズメ
19.ハクセキレイ
20.ビンズイ(声のみ)
21.アオジ
22.ドバト
23.ガビチョウ
以上23種

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2019年11月23日 (土)

せいがの森こども園さんと散策しました

せいがの森こども園のわくわく組(3歳児)17名と保育士2名の散策を実施しました。自然館からながいけの道に降りて第二デッキまで歩き、往復しました。特にテーマは決めておりませんでしたが、イヌザンショウ葉やクロモジ枝の香りを楽しんだり、キツリフネのタネを飛ばしたり、ハチやミミズの行動を観察したりと、子どもたちの興味に応じて体験をサポートするような形になりました。すぐそばまで降りてきたヤマガラには目もくれず、このくらいの年齢だと目の前にあるものや手に取って楽しめるもの、足元にあるものなどにより興味を抱き、魅力を感じるということがよくわかり、また一つ勉強になりました。

八王子市小学校科学教育センター事業の長池公園パートを担当しました

冒頭にか公園スタッフから長池公園や里山の生き物についての解説、その後、雨の中でしたが園内を散策、交代で自然解説を行いました。自然館に戻ってからは、ヤマザキの骨格標本展示にバトンタッチし、学生さんたちと交流しつつ展示を見学してもらいました。「伝統色シート」を全員に配り、様々な自然の色にひとつひとつ名前を付けて親しんだ昔の里の人々の気分を味わってもらいました。こうした小道具があると解説の幅が広がります。というわけで、あいにくの天気ではありましたが野外散策あり、ヤマザキ展示ありの盛りだくさんの内容でした。

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2019年9月24日 (火)

集まれ研修生!

今年の夏も、たくさんの研修生が公園管理等の活動体験にやってきました!
職場体験として近隣の3中学校、インターンシップとして8大学のほか、地域活性化センターなどの法人からもインターンシップを受け入れ、大変賑やかな毎日となりました。
公園管理の現場における実体験は、中学生にとっては地域社会を知る第一歩となり、環境保全やまちづくりを学ぶ大学生にとっては、より実践的な学びの場となっています。
今回の研修でも、清掃や草取りといった基本的な業務から、地域の方との連携、イベントの運営まで、様々な活動を体験していただきました。

以下は、8日間の研修を終えた鈴木雄也さん(武蔵野大学工学部3年)のインタビューです。

Q1 NPOフュージョン長池での実習を希望した一番の理由は?

「私は将来、市役所で働きたいと考えています。行政との関わりが深く、色々なアプローチで地域の自然や住民と関わっているNPO法人で実務を体験したかったのが志望理由です。」

Q2 8日間の研修で特に印象に残ったことは?

「職場体験の中学生や他大学の学生と一緒に、分担・協力しながら楽しく作業に取り組めたことです。自分一人だと思っていたので思いがけず同じ立場どうしでの交流ができて良かったです。イベントや会議などに参加させていただけたことも印象的です。」

Q3 スタッフや公園利用者とのやりとりで印象に残っている言葉は?

「指定管理者制度について丁寧に教えていただき、その仕組みや実状がよくわかりました。スタッフの“地道に地域との信頼関係を築いてきて今の姿がある。”という言葉がとても印象に残りました。」

Q4 全体を通しての感想を一言

「実習前は、NPOの活動や公園管理はとにかく大変そう・・というイメージを持っていましたが、スタッフの皆さんがとても楽しそうに活動していて、私自身も多様な人と関われて想像以上に面白かったです。作業の合間にサンショウを食べたり、草花遊びをしたり、そういった時間も大事だと感じました。」

・・いかがでしたでしょうか?
鈴木さんはじめ、無事に研修を乗り越えた皆さんの将来にエールを送りたいと思います。
この経験が、進路選択や今後の活動において、少しでも励みになることを願うばかりです。

(記:小林)

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2019年8月 7日 (水)

大学の授業支援

NPOフュージョン長池では、八王子市内の大学を中心に、大学の非常勤講師・特別講師・ゲスト講師などをさせて頂いております。

8/5には、首都大学東京システムデザイン学科インダストリアルアート学科の講師として、授業支援を行いました。

首都大学東京
https://www.sd.tmu.ac.jp

私たちの活動拠点である由木地域について、その地域資源を調べ、掘り起こし、知り、デジタルで発信し、未来に残して行く「由木デジタルアーカイブ」という授業です。

学生の皆さんが、デジタルで作品をつくり、投票で選ばれた上位3作品は、長池公園自然館に展示し、地域住民のみなさんにも実際に作品をパソコン上で動かして頂き、体験出来る取り組みです。

例えば、由木地域のカフェを調べてデジタルに情報蓄積したり、由木村だった頃の歴史をRPG風ゲームにしたりと、若い皆さんの発想力で、由木の地域資源が未来に残されていきます。

きちんとフィールドワークをして作られているため、非常に内容も濃い作品たちです。

方法論は違えど、地域の良き資源を残し、育て、未来に引き継いでいく。

学生のみなさんと想いを共有出来るのは、とても嬉しいことです。

これからも、多様な形で、地域資源を大切にしていきたいと思います。

(記:田所)

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2019年7月10日 (水)

子どもたちの成長に寄り添う喜び

7/8~10の三日間、近隣の別所中学校へ通う2年生5人が職場体験にやってきました。
毎日、意欲的に公園の仕事に取り組んでくれた5人には、ある共通点がありました。
それは同じ小学校の出身であること、そして今から4年前、当時小学4年生の彼ら全員が、...
私たちNPOスタッフで講師サポートを続けてきた総合学習「野鳥観察」の授業を経験していたことです。

この授業では例年、講義や観察だけでなく、授業のまとめとして様々な作品づくりを行ってきました。
彼ら5人が授業を受けた年度は、公園の壁一面に野鳥の絵を描く“ウォールペイント”という取り組みを実施しました。
落書きが絶えなかった公園の擁壁を、小学生、障がい者福祉団体、公園管理者の三者が協力して生まれ変わらせたのです。

今回、実習先に私たちの職場を希望したきっかけも、その当時の体験が印象深かったからだと教えてくれました。
そこで、実習の最後は全員でウォールペイントを見に行き、記念写真を撮りました。
恥ずかしがりつつも、当時を振り返りながら自身の描いた作品を一人ずつ紹介してくれました。

あどけなかった彼らも中学生として立派に成長し、こうして私たちと一緒に仕事ができるまでになりました。
何より、今も変わらずに身近な自然や生き物に対する関心を持ち続けていてくれることに驚かされます。
私たちが地道に続けてきた地域への環境教育は、決して一過性のものではなく、
しっかりと一人一人の成長の中に根付いていることを実感した嬉しい出来事でした。

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