市内鑓水産の谷戸湿地に生育していた株をもらい請けたのが2016年の5月のこと。最適な移植地はここしかないと直感し、田んぼ脇、西側の斜面に植栽しましたが、植栽3年目にしてようやく見事な花を付けてくれました。同じカンゾウといっても中国から持ち込まれたヤブカンゾウは八重咲きで繁殖力旺盛、一方日本産のノカンゾウは一重でデリケート、あまり乾いた場所には生えません。この間、雑草除去にどれだけ手間をかけたことか、苦労した甲斐がありました。